インプラント手術


科学技術の進歩は医療における治療技術にも大いなる発展をもたらし、開腹しないで手術が行える腹腔鏡の導入が、日帰り手術に大きく貢献しています。医療技術の進歩は、歯科医療にもおよび「第三の歯」と言うべきインプラント治療を発展させました。

腹腔鏡下手術にヒントを得た当院のインプラント埋入法はメスによる切開も、剥離も、縫合もしない為、痛み、腫れ、出血が無く埋入が短時間で終わるという利点があります。CT撮影による画像診断を活用し、外科的侵襲の少ないこのインプラント手術法は患者さんから強い支持を頂いております。

インプラント埋入の平均時間:1本で3分、2本で6分、3本で10分

 粘膜を、インプラントの太さ分丸く切り取ります。

 インプラントを植立するために、骨に穴を正確に開けます。


 そしてインプラント体をその穴に植立します。

 このままの状態でインプラントが顎の骨に結合するのを待ちます。期間は、インプラントの種類や症例にもよりますが、だいたい2ヶ月~4ヶ月ほどです。

 インプラントと顎の骨の間に十分な結合が得られたら、上部構造の土台をインプラント体にセットします。

 同時に仮歯(プラスチック)をセットして1ヶ月使用します。その間、咬み合せ、形などのチェックをします。

 土台に合わせて精密に制作された上部構造(この例ではクラウンと呼ばれるかぶせ物)がとりつけられます。
このあとは計画的なメンテナンスが行われます。